コーチング
コラム

パーソナルコーチングって何?目的や内容、種類を解説!

2023.01.01

パーソナルコーチング_タイトル画像

コーチがクライアントと1対1で対話をし、クライアントの成長を促すパーソナルコーチング。

対象とするクライアントの属性や、取り扱うテーマ、また、サービスを提供している会社によって、さまざまな種類や呼び方があります。

中でも経営者などを対象としたエグゼクティブコーチングは、クライアントが経営層となるため、一般的なコーチングに比べて、コーチにはより広い知見や経験が必要とされます。

このコラムでは、パーソナルコーチングの種類やメリット、そしてエグゼクティブコーチングを依頼する際にコーチを選ぶポイントなどについて、解説します。

パーソナルコーチングとは?

パーソナルコーチング_画像1

コーチングには、受ける人の属性、取り扱うテーマなどによって、さまざまな呼び方があります。統一された明確な定義がないため、コーチングを提供する会社や個人がそれぞれ異なる名称を用いていることもあります。

ここでは、1対1で行うコーチングを「パーソナルコーチング」と呼び、一般的なパーソナルコーチングの進め方や取り扱うテーマなどについて一例としてご紹介します。

CONTENTS

  • 1. 課題を解決し、目標達成できるよう成長を促すのが目的
  • 2. 基本はマンツーマン形式ですすめる
  • 3. テーマは人生における悩みや課題

課題を解決し、目標達成できるよう成長を促すのが目的

パーソナルコーチングは、その人本来が持つ能力や可能性を引き出し、成長を促すことを目的としています。よく、「ティーチング」と比較されますが、相手に対して答えややり方を教えるティーチングに対し、対話を通してその人自身が答えを見つけられるよう促していくのがコーチングです。

パーソナルコーチングにおいては、課題の解決策を作り、実際に動くのはクライアント自身です。課題を解決し、目標を達成する力をクライアント自身が身に着けられるよう、コーチがサポートをします。

基本はマンツーマン形式ですすめる

パーソナルコーチングは、通常、コーチとクライアントの1対1で、対話をしながらすすめます。

主にコーチがクライアントに質問をし、クライアントはその質問に答えます。コーチは広い視野であらゆる角度から質問を投げかけ、またひとつの答えに対して深堀をし、クライアントが気が付かなかった課題に気が付いたり、新しい考え方ができるよう促します。

テーマは人生における悩みや課題

パーソナルコーチングで取り扱うテーマは、クライアントが悩んでいること全てが対象といっても過言ではありません。

仕事や趣味、家族や友人との人間関係など、人生に関することはなんでもパーソナルコーチングでコーチに相談することが可能です。
後述しますが、コーチによってはビジネス、スポーツなど、あるテーマに絞って、特定ジャンルに特化したパーソナルコーチングを提供しているところもあります。

パーソナルコーチングのメリットは?

パーソナルコーチング_画像2

パーソナルコーチングを受けることで、クライアントにはどのようなメリットがあるのでしょうか?期待される効果について、みてみましょう。

CONTENTS

  • 1. 自分の今後の目標が明確になる
  • 2. 課題を把握し、整理できる
  • 3. 目標達成に向けて行動できる

自分の今後の目標が明確になる

パーソナルコーチングでは、コーチとのセッションを通じて、「自分が何をしたいのか?」、「どのような状態を目指すのか?」という目標を明確にしていきます。

例えば、「年商10億円にする」「ニューヨークに支店を作る」のように、会社の成長を具体的に明示することもできますし、「ハワイにセカンドハウスを建てる」「〇〇県にカフェを開く」など、引退後のライフプランを具体的にする人、「部下が主体的になり〇〇分野をすべて任せられるようになる」「メンタルの問題による休職者がゼロになる」など、現在抱えている課題が解決した状態を言葉にする人……。

パーソナルコーチングを依頼するクライアントの状況によって、定める目標のたて方はさまざまです。

コーチによって、5年後、10年後といった「長期目標」、「中期目標」、「短期目標」といった形で、ゴールの設定時期によってそれぞれ目標をたてたり、「仕事での目標」、「家庭での目標」、「自分自身の健康上の目標」といった形で分野をわけて目標をたてたりする場合もあります。

いずれのケースでも、数字や言葉で明確に表現することで、何を目指すのかという理想の姿を自分自身で改めて認識することができます。
そして、その目標はコーチと共有することにより、自分の中だけに秘めたゴールではなくなります。ある意味そこを目指すと「宣言」することにもつながるのです。目標の明確化、そしてコーチとの共有が、達成にむけた強い後押しとなります。

課題を把握し、整理できる

目標を明確にすることで、現状と目指す姿とのギャップもクリアにすることができます。

パーソナルコーチングでは、目標を達成するために解決すべき課題は何かを、コーチがあらゆる角度からクライアントに問いかけます。例えばビジネス関連の目標に対して、事業内容や資金繰りばかりに目を向けていたクライアントが、人事面や組織作りなど、社内の課題に気が付くかもしれません。

さらに、ひとつの課題に対しても、コーチは次々と質問を繰り返し、クライアントが考えを深掘りするよう促します。こうした対話を通じて、クライアント一人では気が付かなかった課題も全て洗い出し、整理することができるのです。

課題を抽出し整理したら、次は、その課題を解決して目標に近づくためのアクションプランを設定することができます。解決によるインパクトや問題の大きさ・重要度などを勘案した優先度をつけ、具体的にどれから手をつけるか、いつまでに何をするか、スケジュールをたてることができます。

目標達成に向けて行動できる

具体的なスケジュールができたら、クライアント自らが課題解決のために行動を起こすよう、コーチの徹底的なサポートを受けることができます。

自分一人だとつい後回しにしてしまったり、仕事に忙殺されタスクを忘れてしまったりするかもしれません。パーソナルコーチングでは、コーチとのセッションを通じて定期的に進捗を確認するため、常にいつまでに何をしないとならないかを意識し、行動することができるようになります。

また、コーチにやったことを報告し、具体的な成果を見てもらうことが、モチベーションの維持にもつながります。目標達成に向け行動するための、大きな推進力を得ることができるのです。

前の項で述べたように、目標を明確にし、課題解決のプランをたて、そして実際に動くのはすべてクライアント自身です。コーチは目標達成のための企画立案をするのではなく、あくまでコーチングスキルを用いて、クライアント自身に気づきを与えたり、クライアントが持つ能力を引き出したりする役割です。

定期的にこうした作業を一緒に行い、コーチのサポートを受けながら自ら考え動くことで、クライアント自身が成長していくことが期待できます。この「成長する」ということが、パーソナルコーチングによって得られるもっとも大きなメリットと言えるかもしれません。

いろいろなパーソナルコーチングの種類

パーソナルコーチング_画像3

パーソナルコーチングの中には、取り扱うテーマ、クライアントの属性などを絞ってコーチングを行っているものもあります。

ある分野に特化したコーチングサービスを提供している会社では、多くの場合、コーチはそのジャンルに関する専門的な知識や経験を持っています。
呼び方と同じく分類についても会社や団体によって違いがありますが、一例としてどのような種類があるか、ご紹介します。

CONTENTS

  • 1. ビジネスコーチング
  • 2. エグゼクティブコーチング
  • 3. スポーツコーチング

ビジネスコーチング

ビジネスの分野に関するコーチングをビジネスコーチングといいます。

社員の成長を促し、自ら行動できる人材を育成する目的で、主に企業が組織として導入しています。企業がコーチングサービスを提供元と契約してコーチを派遣してもらったり、企業のマネジメント層がコーチングのやり方を学んで部下のコーチとなったり、導入の仕方はさまざまです。

会社単位での導入だけではなく、成長や頭の整理を目的に、ビジネスパーソン自らが個人として依頼することも可能です。

エグゼクティブコーチング

企業の経営者や経営幹部など、エグゼクティブ層を対象としたコーチングもあります。

エグゼクティブ層と一般社員とは、取り扱う問題の大きさや関わる人間の数、権限や責任などが大きく異なります。同じように、コーチに求められる経験や専門知識、視野の広さなども一般社員のそれとは違ってきます。そのため、エグゼクティブコーチングと一般社員を対象としたコーチングとは、コーチの顔ぶれや料金体系が異なっていることが多くあります。

また、特に中小規模の企業の場合、社長の人生観やパーソナリティが企業運営に大きく影響することから、エグゼクティブコーチングではビジネスに関する話だけではなく、家族関係などのプライベートや人生全般をコーチングすることもあります。

※一般社員を対象にしたものをパーソナルコーチング、経営者や経営幹部を対象にしたものをエグゼクティブコーチングと呼ぶこともあります。本稿では、パーソナルコーチングの中にあるひとつの種類としてエグゼクティブコーチングを位置づけ、解説しています。

スポーツコーチング

スポーツの分野で選手をサポートするコーチングを、スポーツコーチングといいます。

スポーツコーチングでは、スポーツ選手としての成長を促すだけではなく、引退後の人生設計などもあわせて支援することもあります。また、指導者と選手を上下関係として上から教えるのではなく、選手が主体的に目的を達成できるよう導く指導方法・指導の考え方を指して「スポーツコーチング」と呼ぶ場合もあります。

経営者としての悩みならエグゼクティブコーチングがおすすめ

パーソナルコーチング_画像4

いろいろな種類があるパーソナルコーチングですが、中でもエグゼクティブコーチングを行うコーチには、一般的なコーチングスキルに加えて、プラスアルファのいろいろな知見が必要となります。

経営者がパーソナルコーチングを依頼する際は、どのような点を見てコーチを選ぶべきなのでしょうか?

CONTENTS

  • 1. 経営層の仕事、立場を理解しているか?
  • 2. 経営層を対象にしたコーチングの経験があるか?
  • 3. 安心して話せる相談相手か?

経営層の仕事、立場を理解しているか?

企業を経営するためには、社内外のあらゆる問題に目を向け、リーダーとして組織を率いるためのスキルや精神力、人間性など、数多くの事柄が必要となります。

そのようなエグゼクティブ層に対してコーチングをするためには、コーチの側にも経営者の仕事や立場に対する深い理解が求められます。エグゼクティブコーチングを提供しているコーチの中には、自身も企業経営の経験があったり、経営コンサルティングを過去にしていたり、経営について熟知している人も多くいます。

経営層を対象にしたコーチングの経験があるか?

前述したようにエグゼクティブコーチングを行うためには、経営層の仕事や立場に対する理解が必須です。経営者や経営幹部のクライアントを多く抱え、エグゼクティブコーチングの経験が豊富なところであれば、安心して依頼することができます。

エグゼクティブコーチングを提供している会社や個人によっては、公式サイトやサービス紹介のサイトなどにコーチング実績を実名で公開しているところも多くあります。

安心して話せる相談相手か?

「経営者は孤独」とよく言われますが、多くの経営者が、数多くの懸念事項があるものの、社外はもちろん、社内の人間にも相談できないという悩みを抱えています。

ビジネスに理解があり、情報漏洩の心配がなく、安心して話しができる相談相手を見つけるのは、簡単ではありません。

また、定期的に顔を合わせて長い時間話をする相手なので、相性が合うことも必要です。変に緊張してしまったり、ウマがあわずに話していて不快だったりする相手だと、コーチングを受けても、あまり良い効果は期待できないでしょう。

これらは、コーチのスキルや資質の観点から見極めるポイントを挙げていますが、コーチングサービスを提供する会社によって、料金やサービス内容はさまざまです。
実際に依頼する際は、問い合わせをするなどして、情報を集めてから選択することが必要です。

経営者の悩み相談は「社長のふくろう®」へ

パーソナルコーチング_画像5

社長のふくろう®が実施しているのは、その名のとおり、社長や経営幹部といったエグゼクティブ層を対象としたコーチングサービスです。
特に以下のような特徴があり、質の高いエグゼクティブコーチングを提供しています。

CONTENTS

  • 1. 経営者の仕事、立場を熟知している
  • 2. 経営者を対象にしたコーチング実績が豊富
  • 3. 経営者としての仕事以外にも幅広くサポート
  • 4. 無料体験を実施

経営者の仕事、立場を熟知している

コーチ自身が豊富なビジネス経験を持ち、また現在は経営者でもあります。経営者が抱える悩み、取り組むべき課題、立場などを熟知しており、依頼者である経営者に寄り添って、一緒に経営課題を探ります。時にはコーチングに留まらず、会社の成長を促すためのさまざまなソリューションを提供しています。

経営者を対象にしたコーチング実績が豊富

200名以上の経営者の事業支援、1,000案件以上の組織の課題解決を行い培ってきた経験をもとに、2015年8月「合同会社ちょんまげ」を設立し、2017年1月株式会社化。それ以降も新しい経営者を次々とサポートし、現在に至ります。対象をエグゼクティブ層に絞ってサービスを提供しているため、エグゼクティブコーチングに関する実績はかなりの数に上ります。

経営者としての仕事以外にも幅広くサポート

社長のふくろう®︎で扱うコーチングのテーマは、
①仕事・ビジネス、②経済(収入・資産形成)、③趣味・遊び、④健康、⑤人間関係、⑥家族・パートナーシップ、⑦学習・自己成長、⑧(住)環境・ライフスタイル、そして、人としての「あり方」などです。

事業経営だけではなく経営者の人生全てを豊かにするためのコーチングが社長のふくろう®︎のエグゼクティブコーチングの特徴です。
家族や趣味のこと、引退後の人生設計など、経営者から社長業以外の相談も多く受けており、依頼者の人生全体を考えサポートしています。

無料体験を実施

社長のふくろう®では、2回、トライアルで無料セッションを提供しています。

実際に契約する前にエグゼクティブコーチングを体験し、サービス内容やコーチとの相性、必要なサポートが受けられるかどうかを確認することができます。無料体験が完了した時点で、継続して受けたい場合は有料サービスに切り替え、合わないと思った場合はそのまま終了することが可能です。

特徴を見極め、自分にあったパーソナルコーチングを

パーソナルコーチング_画像6

1対1の対話を通じてクライアントの成長を促す、パーソナルコーチング。

課題を整理し、目標を達成したい人は、実際に一度受けてみると、その効果が実感できるかもしれません。対象とするクライアントや取り扱うテーマによって、いろいろな特徴があるので、それぞれの違いをよく吟味し、自分にあったコーチングを受けることをおすすめします。

社長の悩みには、社長専門のコーチングを。

こんな悩みをお抱えの方にオススメ

  • 未来のビジョンを明確にしたい!
  • 経営課題と向き合い、優先順位を整理したい!
  • 忙しさに追われ日々時間だけが過ぎていく…
  • 経営についての悩みを専門家に聴いてほしい…
  • コーチングに興味がある

まずは無料でコーチング体験

無料で体験する

他のコラムも、ぜひご覧ください!

ぜひ、“社長のふくろう”の
セッションを体験してみませんか?

セッションを体験する2回まで無料