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コラム

何のためのエグゼクティブコーチング?導入する目的とは

2025.04.15 コーチング

エグゼクティブコーチング目的タイトル

ビジネスシーンで広く知られるようになり、多くの企業代表や経営幹部が導入している、エグゼクティブコーチング。周囲で導入している経営者の声などを耳にして、「自分も受けてみようかな?」と、興味を持っているというエグゼクティブ層も多いのではないでしょうか。

しかし、そもそもエグゼクティブコーチングとは具体的に何をするのか、どのような目的で取り入れるのかがわからなければ、必要性を判断することはできません。

もちろん、世界中の名だたる経営者たちがエグゼクティブコーチングを導入している背景には、それぞれの目的、理由があります。

このコラムでは、エグゼクティブコーチングが一体どのようなもので、何のために導入するのか目的や得られるメリットについて、詳しく解説します。

エグゼクティブコーチングの基礎知識

エグゼクティブコーチング目的1

まず最初に、エグゼクティブコーチングの基礎についてご紹介します。エグゼクティブコーチングとはどのようなもので、依頼者とコーチは一体何をするのでしょうか。そして、他の経営者を対象とした相談機関やサービスと、どのようなう違いがあるうのでしょうか。エグゼクティブコーチングの中身や特徴についてみていきましょう。

エグゼクティブコーチングとは

コーチングとは、その人本来が持つ力を引き出し、成長を促すコミュニケーション方法の一つです。コーチングでは一般に、コーチと依頼者が一対一で対話を行い(セッション)、依頼者が課題を解決し、理想とする姿や目指すゴールに近づけるよう、コーチがサポートをします。

コーチングには解決したい課題や取り扱う分野などによって、ビジネスコーチング、ライフコーチング、スポーツコーチングなどの分類方法がありますが、そのうち企業の経営者や幹部を対象にしたものがエグゼクティブコーチングと呼ばれています。

各国の著名な企業経営者たちがコーチングを受けていることが世界で知られるようになり、近年、日本でもエグゼクティブコーチングを取り入れる経営者が増えてきました。

コーチと依頼者が1対1で対話をするコーチングは、人材教育などにも広く活用されており、マネジメント層や人事担当者がコーチングスキルを学び、一般社員に対して内部でコーチングを実施している組織も多くあります。

しかし、エグゼクティブコーチングの場合は、対象が経営者などのトップであり、難易度の高い課題を解決に導く必要があるため、豊富なコーチング経験や卓越したスキル、ビジネスに関する深い知識などがコーチに必要とされます。コーチングに関する国家資格はありませんが(民間団体が自主的に資格を設けているところもあります)、経営者などを対象とするエグゼクティブコーチングでは一般社員などを対象にしたコーチングよりも基本的には質の高いコーチが求められ、プロのコーチに依頼をするケースが多いようです。

エグゼクティブコーチングを導入する目的とは

正確な統計はありませんが、エグゼクティブコーチングを取り入れている経営者の数は、日本でもかなり大幅に増えているといわれています。その相談内容は、経営している会社の業種、成長段階、事業規模などによってさまざまです。なぜ、そうした多様な企業の経営者がエグゼクティブコーチングを導入しているのでしょうか。する経営者たちは、どのような目的でエグゼクティブコーチングを取り入れているのでしょうか。ここでは、代表的な以下のものについて、その詳細をご紹介します。

・事業や組織の課題を解決する
・安心して話ができる相談相手を得る
・次世代の経営幹部を育成する

それぞれの目的について詳しく見ていきましょう。

CONTENTS

  • 1.事業や組織の課題を解決する
  • 2.信頼できる相談相手を得る
  • 3.次の経営幹部を育成する

事業や組織の課題を解決する

エグゼクティブコーチングを導入する最も大きな目的の一つが、事業や組織の課題解決です。

エグゼクティブコーチングは、基本的には依頼者とコーチが1対1で対話をし、コーチの問いかけに依頼者が答える形でセッションがすすめられていきます。高いコーチングスキルを持つコーチからの質問に答えることで、依頼者は、課題の構造を整理して手を打つべきところを明確にする、具体的な解決策をあらゆる角度から検討する、解決策をすすめるスケジュールを立てて進捗を確認するなど、課題解決に関する効果を得ることが期待できます。

また、エグゼクティブコーチングでは、経営者として何を目指すのか、ゴールを設定するところから一緒になって形作ることや、うまくいっていないけれどどこに問題があるのかがわからないという経営者と、そもそもの課題から探ることなども可能です。そのため、具体的な課題が明らかになっていない段階でも、定期的にコーチングを受けて、事業や組織に何か問題がないか、常にコーチのサポートを受けながらチェックをしている経営者もいます。

信頼できる相談相手を得る

解決が難しい重大な課題やちょっと気になり頭にひっかかっているる小さな問題こと、将来の展望など、経営者は常にいろいろな事柄を抱えています。事案の性質によっては、社内の人でも相談しづらいこともあるでしょうし、信頼できる家族でも、ビジネスに対する理解があるとは限りません。

そんな時に、ビジネスに対する理解があり、外部に漏れる心配がなく、いつでも安心して相談できる相手というのは、経営者にとって大変心強い存在です。常に自分の味方であり、中長期で伴走してくれるコーチがいることで、経営者としての孤独の解消にもつながります。

Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズなど、世界の名だたる企業家の中には、エグゼクティブコーチングを長年にわたって受け続け、コーチと生涯に渡って深い信頼関係を築いた人も多くいます。経営者にとって、心のうちをさらけ出せる相談相手を得ることはも、大きなプラスになると言えるでしょう。

次の経営幹部を育成する

人材の育成、特に次世代幹部の育成を念頭に置いて、経営者自身だけではなく、幹部候補の部下を対象にしたエグゼクティブコーチングを導入するケースも多くみられます。

現在の経営者や経営幹部がいつまでも会社経営に携わることができるわけではありません。企業が持続的に成長していくためには、常に次世代の育成をしていく必要がありますが、次の経営者や経営幹部が育っていないと、バトンの受け渡しをしっかりと行うことができません。その結果、経営者や経営幹部の交代とともに会社の成長が鈍化する、業績が悪化するといった事態に陥ってしまいます。

そうした事態を防ぐ上で、エグゼクティブコーチングの導入は大きな効果が期待できます。数多くの企業経営者と接し、その成長を見てきたコーチによって、より効果的で質の高い人材育成が期待できます。

他の経営者向けサポートとの違い

他の経営者向けサポートとの違い

経営者が課題解決をしたいときに頼るのは、エグゼクティブコーチングだけではありません。他の経営者向けサポートとエグゼクティブコーチングには、どのような違いがあるのでしょうか。

CONTENTS

    • 1.経営コンサルタント
    • 2.経営者向けセミナー
    • 3.経営者コミュニティ

経営コンサルタント

経営者が相談する相手の代表的なものとして挙げられるのが、経営コンサルタントです。経営コンサルタントは一般的に、企業からの相談を受け、さまざまな調査を行い、解決に向けた提案を行います。データを駆使した具体的な戦略をいくつか立案し、経営陣にプレゼンテーションして採用された案を実行します。

エグゼクティブコーチングとの大きな違いは、課題解決に向けた行動を取るのが経営者自身ではなく、誰か、という点です。サービスを提供しているコンサルタントやコーチによっても違いはありますが、「緊急性が高い問題の解決策をすぐに得られるのがコンサルタント」、「経営者として必要な力を身に付け、自身の課題解決能力を高められるのがコーチング」とも言われます。経営コンサルタントは戦略などをコンサルタントが立案し依頼者に提案しますが、コーチングでは、基本的にはそれらを行うのは依頼者自身で、コーチの役割は、その人自身の課題解決をサポートし、成長を促すことです。

経営者向けセミナー

経営者が課題を解決したい場合、経営者向けのセミナーに参加するのも一つの手法です。こうしたセミナーは、取り扱うテーマ、料金、主催者などさまざまで、期間や学び方も一日で終わるものから数日間にわたって学ぶもの、ウェビナーやディスカッション形式など多様な種類があります。

具体的に「〇〇に関する知識を得たい」と考えているものがある場合や、話を聞いてみたい特定の人のプレゼンテーションが決まっている場合などは、その題材・人物にアクセスできる良い機会となります。また、比較的コストをかけずに手軽に参加できるのも魅力といえるでしょう。

経営者コミュニティ

企業を経営する人たち同士が集まって情報交換をしたり、交流を深めたりするイベントや定期的な会合などを、一般に経営者コミュニティと呼んでいます。女性経営者のみ、飲食業界限定といった参加条件を絞ったものや、現役経営者に限らずこれから起業したいと考えている人も参加できるなど、コミュニティによって顔ぶれはさまざまです。また、食事などをして単に交流を深めるだけの会や、毎回テーマを決めて参加者の誰かがプレゼンテーションを行う会など、何をやるかについても特に決まりはありません。

こちらもコミュニティによって参加費用などが必要になりますが、経営者の知り合いを作り、交友範囲を拡げたい人にとっては、一つの有効な出会いの場となるはずです。また、情報収集をしたり、企業経営者と知り合うことで新たなビジネスにつなげたり、場合によっては事業にプラスとなる効果も期待できます。

エグゼクティブコーチングを導入するメリット

エグゼクティブコーチング目的2

経営者が課題を解決したいときの相談先、サポートを得る方法には、前の項目に挙げた3つを含め、他にもいろいろなものがあります。それでは、その中でエグゼクティブコーチングを選ぶ導入するメリットとしては、どのようなものがあるのでしょうか。エグゼクティブコーチングを導入することで得られるる代表的なメリットをご紹介します。

・経営者として成長できる
・事業や組織の状況をチェックする時間を定期的に確保できる
・中長期で着実にゴールに近づける

それぞれのメリットについて詳しくみてみましょう。

CONTENTS

  • 1.経営者として成長できる
  • 2.事業や組織の状況をチェックする時間を定期的に確保できる
  • 3.中長期で着実にゴールに近づける

経営者として成長できる

前述したように、エグゼクティブコーチングにおけるコーチの役割は、依頼者をサポートし成長を促して課題解決に導くことです。経営コンサルタントのように、依頼者に代わって戦略を練り、解決に向けて動くことは基本的にはありません。

どこに手を入れるべきかを見つけ出し、問題の構造を見極め、そして解決に導く戦略を立てて実行する…エグゼクティブコーチングでは、こうした課題解決のために必要な行動を取るのは、経営者自身です。一見、時間がかかり大変なように感じるかもしれませんが、3年、5年と続けていくことで、組織を率いるリーダーとして必要な素養が身についていくことを実感できるはずです。

経営者として成長できるというのは、エグゼクティブコーチングを導入する大きなメリットの一つと言えます。

事業や組織の状況をチェックする時間を定期的に確保できる

経営者は忙しく、毎日多くのやるべき仕事を抱えています。事業や組織の状況を俯瞰し、定期的にチェックすることが必要だとわかっていても、目の前の仕事に追われ、ついつい後回しになってしまうことも多くあるでしょう。エグゼクティブコーチングを導入することで、課題解決に向けた進捗の確認や振り返り、新たな課題を深堀する時間を定期的に確保し、抜け漏れなくチェックをすることができます。

また、企業の成長度合いによっても、解決すべき課題は異なります。特に、立ち上げ間もない企業の場合は、まずは事業を軌道に乗せることが必要ですし、一方、成長段階の企業の場合、規模が大きくなるにつれて事業や組織の状況を見直し、人事や教育の制度を新たに設計しないと、会社内部の課題が噴出してしまいます。また、成熟期の企業は、新たな事業展開や変革をしなければ、持続的な成長が難しくなってくるでしょう。

こうした課題を解決する上でもエグゼクティブコーチングの導入は、大きなプラスとなります。数多くの経営者をサポートし、企業の成長を見守ってきたコーチのサポートを受けることで、常に今の状況を的確に分析し、課題とゴールをアップデートすることが可能となります。

中長期で着実にゴールに近づける

エグゼクティブコーチングを導入し、定期的にセッションを受けることで得られるメリットは、ほかにもあります。それは、中長期で確実にゴールに近づける、という点です。

エグゼクティブコーチングでは、目標を明確にし、その目標を実現するために解決すべき課題を整理し、そして解決に向けたプランを設定します。

定期的なコーチングの良い点は、こうした課題に対する議論をして終わりではなく、毎回振り返りがあり、適宜フィードバックを得ながら解決策の進捗を確認したり軌道修正をしたりできる点です。

セミナーや勉強会などのように、一回何かを学んで終わりではなく、コーチは何年という単位でその課題の解決、経営者の成長と向き合い伴走してくれる存在です。

まとめ

エグゼクティブコーチング目的3

多くの経営者が導入しているエグゼクティブコーチング。自身にあった経験豊富なコーチとのセッションと出会うことができれば、その効果を実感できるはずです。コーチングを提供している会社や組織によっては、初めての依頼者向けに無料体験などを提供しているところもあるので、不安な方は、まず一度、試しに受けてみることをおすすめします。

企業の、そして経営者自身の成長に大きな効果が期待できるエグゼクティブコーチングを導入し、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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